「田中(敏)会員10月24日のレポート」
場 所 神津島・ヒラッタイ→平根
潮回り 小潮
竿・リール 竿:ダイワメガドライPタイプ1.7号  リール:ダイワトーナメントZ2500LBC
道糸・ハリス 道糸:バークレーファイヤーライン  ハリス:ダイワタフロンZ3〜4号
渡船 賀寿丸         0499280190
エサ・釣況 サバル         0558340036


我が元町磯にもいよいよ正式ホームページができ、会員として釣行レポートを出して行くこととなった。これは大変に有意義なことであり、当会をPRしていくには絶好のチャンスである。と同時にあまりはずかしい結果は出せないのではないかと少々ビビリもある。
記念すべき自分の釣行記一発目はどこにしようかと考えていたところ、やはり大物が狙えるところがいいということになった。しかもどうせ行くなら自己記録も狙えるぐらいの場所。離島といえばTOSHI会員お得意の鵜渡根(?)。しかし鵜渡根は乗合のため人数が集まらなければ船が出ないことがある。平日休みの私としてはつらいところだ。神津はどうか?そういえば賀寿丸のホームページには出船予定がでていたっけ。早速チェックしてみたところ24日はナギが良ければ銭州へ行くとのこと。これは願っても無いチャンス。まさしく記念一発目にふさわしい。ということで場所は決定した。
当日、エサをサバルにてオキアミ12キロ、ダイワの配合エサ「強力グレZど遠投」でコマセを作り2時過ぎに出発。出船は3時ということなのでちょうどいいくらいだろう。下田港につくとすでにたくさんの釣り人がそれぞれの船を待っている。この時間に出船する船は遠征が多い。用意しているクーラーもトランク大将やイグローと大物に的を絞っている。
賀寿丸も3時を少し過ぎたころ港に到着した。船長に釣況を聞くと「時期的に早いかもしれない。水温は下がってきたがメジナの潮にはもうちょっとだね」とのこと。なんとなくテンションの下がりそうな言葉だがそれを裏づけるように今日のお客さんは自分以外すべて石鯛狙いである。それでも銭州に行ければ文句は無い。だがさらに追い討ちをかけるかのように「ナライの風が少し強い。銭州はムリかも。あそこはちょっとの風ですぐかぶるから」。う〜んこれは先行きが怪しくなってきた。
目がさめると船は神津島に着いていた。どうやら銭州はダメだったらしい。まあこればかりはしょうがないだろう。気を取り直してできる所でがんばろう。神津島恒例のいっせいスタートで賀寿丸が向かったのは祗苗方面である。途中砂糖崎を経由し祗苗へ。カド、平段、穴の口、松ヶ下と次々に下ろしいよいよ恩馳に向かう。「今日はあんまりかぶってないし空いてるからどこでもできそうだよ、ヒラッタイでもやる?」なんとヒラッタイをひとりで貸切である。
銭州はダメになったもののこれはうれしい。まさしく平日ならでは。
沖向きに釣り座をとる。4号のハリスに南方グレ9号をセットし釣りスタート。潮はほとんど動いていない。1月に例会でカドに乗った時はガンガンの潮がきており、その時ここに乗った人たちはずいぶんといい思いをしていたが今日はどうだろうか?コマセを撒くとキワにはイスズミに混じって黒い影が見える。タナはずいぶんと浅そうだ。遊動を2ヒロほどにしキワに仕掛けを入れ張ってみる。一投目からアタリ!コッパだがとりあえず本命である。即リリース。2投目もすぐにアタリ。今度はかなり強い引きだ。竿をタメるだけタメるがなかなか浮かない。足元に何度も突っ込んでくるところをみるとこりゃメジナか?と喜んでいると浮いてきたのは白い魚体。タモにすくってみるといやな予感は的中。50センチ近いイスズミである。
この後同クラスのイスと30センチに満たない尾長がかわるがわる竿を絞り込む。イスズミは良型なのにメジナはいっこうにサイズが上がらない。そうこうしているうちに海面はイスとコッパでいっぱいになってしまった。タナを深くしてみたり遠投してみたりといろいろ試みるが釣れて来るのはエサ取りばかり。しばらくこの場所を休ませようと今度はベンケイとの間の水道を攻めてみる。コマセを撒かずに仕掛けを入れるとまたしてもイスの襲来である。だがキワにはメジナの姿、それもそこそこのヤツがみえる。かなり浅く浮いてきているようだ。ウキを0号に変えウキ下2ヒロようじで固定にし根がかり覚悟でキワぎりぎりに仕掛けを張り付けてみる。するとようやく本命の35センチが上がった。だがしばらくするとそのエリアもイスだらけになってしまう。同じパターンでカド向かい、ヨシツネ向かい、カツオアサラ向かい、新場ナガンネ向かいと結局ヒラッタイを一周してしまった。人が多く、あまりポイントを変えられない時とちがいどこでもできると思うとかえって粘りが無くなってしまうのだろうか?
初心に返り初めに選んだ場所で辛抱してやってみようとそう思ったその矢先、左から来たヨタ波がモロに足元を襲いバッカンの中身を半分以上奪っていった。もうひとつのバッカンにコマセを分けているため事なきをえたが...。ついてねえ〜!気分を変えようとおにぎりをぱくつく。「このまんま今日は潮が動かないのだろうか、まさか今回もボウズをくらったりすんのか」などとくだらないこと考えているとまさに渡りに船とばかりに賀寿丸が見回りにやってきた。「あんまりよくないだろ。ほかんとこ移ってみる?」とありがたい船長のお言葉。「どこあいてます?」「今、潮が来てるのは大根と長ン根だね。ジロハチやカナシキはつけらんないよ。それとも本島周りにするか?」とりあえず急いで荷物をまとめ船に乗り込む。大根と長ン根にはすでに人が入っている。「誰もやってねえとこいくか」えっ、それってどこ?船は恩馳本島を左に回り込み大根の真裏に向かっていく。今まで自分のやったことがない場所だ。「ここでやってみな」と、下りたのは平根。沖向きのチャカ場とは逆側のほうが実績はあるらしい。早速コマセを打ち釣り再開。
潮はここでも動いていないが、とりあえず新鮮な気持ちにはなれた。沈み根も各所にありカツオアサラ向き50メートルほど先にかなり大きい根がみえる。そこを重点的に攻めてみることにする。何投かするといきなり竿をひったくるようなアタリ!手前まではすんなり寄ってきたが足元でかなり抵抗をする。今度こそ本命でありますように!と願いむなしく40センチ弱のカンパチである。まあイスよりかはマシといったところだが...。その後もメジナは釣れてくるもののサイズは30センチに満たないヤツばかり。
時間も無くなって来る。そこへようやく潮が効いてきた!ガンガンとまではいかないが道糸がスルスルと出て行く。エサも残ってくる。キワにも今までとちがい、イスズミよりメジナの数の方が比率が高くなっている。よしっラストチャンス。コマセを手前に集中させ仕掛けを入れさらに上からコマセをかぶせ付けエサをサンドイッチにしてみる。すると強烈な一撃!そいつは一気に足元に突っ込んでくる。でかい!穂先が海面に突き刺さるほどである。根の位置はあらかたわかっているのでそこに行かないように魚を誘導していく。さらに抵抗を繰り返す。あっと思った瞬間、痛恨のラインブレイク...。悔しい。だが魚はまだいる。落としていたハリスをもとの4号に戻し再開。あきらめず続けるが残念ながらタイムアップ。時間は2時を少しまわっている。急いでかたづけを終え船を待つ。待っている間に小山氏に電話をいれ状況を報告。ここでなんと大チョンボをしてしまった。小山氏によると前回は4時ぐらいまでやれたらしい。船長の携帯に電話をしてみると案の定である。船が迎えに来るまではまだ時間がある。コマセはすべて流してしまったが磯にはこぼれたオキアミがまだいくらか残っている。とりあえず竿とタモだけ出し仕掛けを急いでセット。キワにまだ魚がいることを信じて振り込んでみる。潮はさきほどと同様まだ効いている。ここまで来てボウズくらってたまるか。そこへあきらめかけていたアタリが!
さきほどの強烈さはないもののでかそうだ。今度は慎重に慎重を重ねじっくりと浮かせにかかる。執拗に足元に突っ込むヤツをようやくいなしタモにおさめる。40センチジャスト。恩馳としては納得サイズとはいかないもののどうにかこうにかカッコがついた。
ここで本当のタイムアップ。いったんは釣りを終えた私に気を使い船長が一番最初に迎えに来てくれたのだ。この日、石鯛は大当たり。カツオアサラで出た4.2キロのクチジロを頭に10枚以上の釣果をみた。やはりメジナには早かったのかなあ。(その前に自分のウデをみがけって)
以下は今回の教訓だ。

     下手な鉄砲も数打ちゃ当たる
     下手な釣り師も賀寿乗りゃ釣れる (ほんとか、おい)

ということで神津へのリベンジは一ヵ月後である。乞うご期待!!
(あっ 魚の写真撮るの忘れた)