「古賀会員
2002 シマノ ジャパンカップのレポート」
場 所 大島・モウサ
潮回り 大潮
竿・リール 竿:シマノ TWINPOWER SPECIAL 1.5号  リール:シマノ ナビTX 3000
道糸・ハリス 道糸:ストライプド磯 3号 ハリス:サンライン V−ハード 3号
渡船 東海汽船         0354729009
エサ・釣況          


釣果の方は上々!!

「ライジャケを忘れた〜!」


首都高湾岸線をひたすら北上する車中で悲痛な叫び。 普段と勝手が違い、出発ギリギリになってもまだ用意の終わっていなかった私は、焦ってライフジャケットを忘れて来てしまったのだ。 気分は一気に暗転。「竹芝桟橋」でお見送りモードになったのだが、ちょうど実家居た弟が届けてくれる事になり、何とか事なきを得た。(感謝)

台風21号の風とうねりの中、竹芝桟橋を出港。(台風・・・・来てたんだ・・・・) 今回は、定期船「サルビア丸」ではなく、チャーター船「はまゆう丸」
「サルビア丸」より2まわり程小さな船なので、台風のうねりを警戒して普段であれば大島の島影で夜明けまでの時間待ちをする はずのところを東京湾内で時間をつぶすらしい。 我々も明日に備えてビールを飲んで早々に休む事にした。

翌朝、かなり出口近くに陣取り接岸と同時に船から飛び出す。 シマノジャパンカップは接岸と同時に大会開始だ。 大島はそのポイント全てが地磯なので、目当てのポイント目指して一目散に走っていく。 我々もガイドのマイクロバスで底物師1名と同乗して「横渕」へ出発。

と・こ・ろ・が・・・

物事は思い通りにいかぬ物、「玉の浜」を越えて南側の海岸が見えたとたん大荒!今回の釣行で世話役を買って出て下さっている今井(横浜元町磯釣会)会長の一瞬の判断で横渕を断念。 北西の海岸を目指す。今井会長自身は「横渕」にこだわっていたようだが、危険と判断したようだ。この辺りの判断はさすがに早い。 台風の影響でウネリが入り南側は全滅のようだ。
途中、キーパーサイズギリギリの数釣りを狙う大石さんを元町港で下ろして、今井会長、岩永師匠、そして私の3人で「万立」の北隣、「モウサ」で竿を出す事になった。

車道から降りて背負子を背負って釣り場に向かう。ある程度歩く事を見込んでかなり荷物を減らしてきたのだが、「モウサ」は舗装された車道のする下。 5分とかからず釣座に付いた。
西向きなのでウネリはそれほど大きくないが、「乳が崎」の向こう側は強風の為、大荒れの様相を見せている。北西強風の為、右(北)側からの風も強くかなり釣り難くそうだ。
潮上から順に、岩永師匠、私、今井会長の順で並んで釣りを開始する。 私の入ったポイントは手前に直径5m程の岩が竿2〜3本先までゴロゴロ沈んでいて岩から水面まで1メートルもなく、その上はサラシがキツイ。
道糸をサラシに取られないように操作するのだが、潮が揉んでいてあまり効果が無い。 その上、ポイントが制限されるせいかかなり混んでいる5〜6歩も歩けば隣の釣り座に着いてしまう。
「ハリスを太め、短めにして根に入られる前に浮かせる・・・」事をイメージし、 仕掛けを安定させる為、残付加を大目に残した3Bのプロ山本に-2Bの銀杏水中をセットしてハリスを3号1ヒロでまずはメジナの見えているポイントにダイレクトに入れてみる。 思ったより潮が早くサラシもきつので仕掛けが安定しない。 潮上から仕掛けとコマセを入れてポイントに着く頃には安定するように操作してみると、食った!
なかなか元気がいいな・・・根に入られる前に・・・・と強めに溜めると一気に水面を割って20cmに満たない木っ端メジナ君が飛んでくる・・・ ・・・この時期の木っ端は妙に元気がよい。

しばらくすると、今井会長に大きなアタリがあるが、痛恨のバラシ!「いきなり引っ手繰られて2.5号のハリスを根元から持っていかれた」そうだ。 何だか解らないが大物は居る。今井会長が掛けた沖目をねらってみるが、今日のコマセの配合は増量系中心でなんとも飛びが悪い。
結局コマセの届く竿2本〜3本程先のところから流す事にした。 すると、大岩の外縁で辺り。楽々30cmオーバーのメジナが来た!

夏の暑さに負け、7月、8月、9月とシーズンオフにしていた私にとって久しぶりに30cmオーバー。 じっくり味わいたいところだが、ゴロタに入られては元も子も無い。ハリスも3号と太目なのでほとんど引き抜くように浮かせて初のキーパーサイズをGet。

しかし後が続かない。

すると、今度は今井会長がキーパーサイズをGet!40cm近い大物だ。ポイントを聞くとやはり沖目だとの事。 この頃になると追(東)風になってかなり遠投が効くようになったので、どんどん沖を狙うが、木っ端君しか来ない。 そんな状況を横目に今井会長は次々とキーパーを釣り上げて行く。3匹目のキーパーの取り込みの時だろうか? 「折れた〜」今井会長の叫び声に振り向くとそこにはタモ枠の付いていないタモ網を突き出した会長の姿。 どうやら大波の抵抗で折れたらしい。「チタンのタモ枠が〜」悲痛な叫びと共にタモ枠は海底に没していった。

さて、シマノ ジャパンカップは竿とリールがシマノ製でなければならないとのレギュレーションがあるが、 普段ダイワのリールを使っている私は、BBX-テクニュウムの購入を真剣に検討したのだが、結局買わず、 不精をして普段ボート釣りに使用しているシマノのナビTXのダブルハンドルに道糸もサスペンドのPE3号のまま。 磯釣りではフロートラインを使っているのでどうも勝手が違う。

途中、元町港の防波堤に向かった大石さんより「魚がいないよ〜」とのお電話を頂くが、 その間も会長は着実に枚数を増やしていく。入れ食いではないがポツポツとコンスタントに釣れて来る。

だが、そのコンスタントの中にキーパーサイズが混じっているのは今井会長のみ。私と岩永師匠には木っ端しか来ない。 途中で会長は余裕モードで釣りを観戦。色々とアドバイスをもらうが、なかなか釣果に結びつかない。

意を決して普段使用しているゼロスル仕掛けにチェンジして全層探りでポイントを1つづつ探るが沖目を底まで探ってブダイ、際を探ってカサゴとなかなかキーパーサイズのメジナを見る事が出来ない。
針を競技グレ6号から4号に落としてみると、1投目で食った! かなり沖まで流していたので、途中のゴロタに入られないように強引に取り込むと35cmクラスのメジナ! 続けて4投目で30cmクラスにイズスミ!これに気を良くして責めるがタイムアップ!

結局、今井会長が3.4kgで7位入賞!1次予選通過!!! なんとマイクロバスでご一緒した底物の方も3位入賞!おめでとうございます!! 私自身、そこそこの型を見た事で大満足なジャパンカップでした。

釣果:キーパー2枚(1130g)、ブダイ1、イズスミ1、カサゴ1、木っ端メジナ多数。